第3回「笠松町アイデアソン」を開催いたしました。

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1月13日に「Dr.コトー診療所」作者山田貴敏先生をゲストスピーカーにお迎えして、第3回「笠松町アイデアソン」を開催いたしました。「新アニメの聖地と呼ばれる岐阜。笠松発のアニメを考えよう」と題して、笠松を盛り上げる笠松発のアニメのアイデアを考えました。

まずは第1回、第2回「笠松町アイデアソン」で考えたアイデアをふり返り、笠松町の魅力を皆さんにお伝えしました。

続いて山田貴敏先生に「山田貴敏のアイデアの源泉」と題して講演を行っていただきました。漫画は机の上でつくられていきますが、いいアイデアは机の上からはなかなか生まれない。実際に山田先生が経験された体験や、感動した出来事から生まれる。また、漫画も描く対象を想像して書くより、実際に見て書く方が上達する。例えば、背景の雲を描く際も、部屋から外に出て雲を見ながら描くようなかたが上達するとのことです。山田先生も車の漫画を描こうとした際は、実際にA級ライセンスを取得されサーキットを走り、体感する中から、先品の着想を得たエピソードも紹介いただきました。山田先生の徹底して取材する姿勢に真のプロフェッショナルの姿を垣間見ました。
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またアイデアを考える際のヒントも教えていただきました。「ゼロからアイデアを考えるのは難しい。自分が感動したこと、涙を流したこと、大笑いしたエピソードを思い出して考えてみる。」

後半のアイデアワークショップでは、グループごとに「感動したエピソード」についてディスカッションしました。「感動したエピソード」をワークシートに落とし込んで、アニメのアイデアを発表。参加者全員で投票を行いました。
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地元工業高校をテーマにしたアニメや、数多くの和菓子店が並ぶ笠松らしい和菓子店のアニメまで、様々なアイデアが生まれました。もっとも表を集めたアイデアを考えたのは高校生でした。寺社仏閣の多い笠松からインスピレーションを得て、男性の神様と女性の神様が登場するアニメのアイデアを発表いただきました。笠松が聖地になるような作品に成長してほしいです!
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笠松まちめぐりアプリ開発プロジェクト運営担当
タイムカプセル株式会社 相澤謙一郎